日曜の夜は軽く鬱。
淀川長治さんって知ってます?
若い人は知らないよね〜。
こんなセリフ聞いたことありません?
「いや〜、映画って本当に良いものですよね。それでは次週もお楽しみ下さい。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ」この「サヨナラ」を繰り返すのが特徴的で、この言葉の後に「so in love」という曲が流れ・・・
日曜が終わる絶望、「明日学校だ〜!」の現実に突き落とされるのです。
「so in love」も若い人は知らないか〜。
原曲はコールポーターさん作曲で「キッスミーケート」というミュージカルの挿入歌なのだけど、
淀川さんの「サヨナラ」のセリフの後に流れる「so in love」はもうアレンジが凄い!
悲壮感と郷愁感が織り混ざった、なんとも言えない切なさに包まれます。
あ!日曜洋画劇場の話ですよ。
昔、日曜の夜9:02分って言えば「日曜洋画劇場」を家族全員で見るのが日本人の習慣だったのです。
そして淀川さんのコメントが終わった瞬間、家族全員が「so in love」を聴いて抑鬱状態になるのが恒例でした。
今ってそういうのあるのかな〜?サザエさんか?昔「サザエさんシンドローム」なんて言ったけど。
うちの子供達はそういうの無いな〜。
大人になると日曜の夜もそれほど抑鬱状態にはならないですよね?これってどういう理屈なのでしょう?
でも未だに「so in love」を聞くと昔の「休みが終わった〜!明日学校だ〜!」の気持ちが蘇ってきます。
前振りが長いですが、なんでこんな話をしたかっていうと、かなり前になるのですが・・・
ちょっと私の仕事に関する題材で衝撃的な映画が公開されたのです。
最近のニュースでも沢山の賞をとった映画だと紹介されています(邦画ですよ)。
なんか賛否両論がすごいみたいで、ここで私が感想なんかを書くのが超怖いですよね。
「お前!理事長なのにそんな感想持ちやがって!」とか「お前みたいのがいるからダメなのだ!」
とか言われそう(ま、こんなブログ誰もみていないっか笑)。
私は素直に素晴らしい映画だと思ったのが正直なところです。なんか酷評している人たちって逆に「君たち何様?」って言いたくなっちゃう。
で、上映された映画館は長野市の千石劇場ってところで、ここがまた良いのですよ!レトロで。私が小学生の頃に「ヤマトよ永遠に」を見た時と
何も変わっていないですもの!
長野市には他にも長野ロキシーとかあって。ここもレトロで良いのですよね〜。「東映まんがまつり」の頃とちっとも変わっていない。
シネコンも良いけど、やっぱり映画館はこれですよね!サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ!
千石劇場です⇩
野口
2024年02月29日